出典:JULA出版局「わたしと小鳥とすずと」p.16
●心に残ったところ
海の中では
何万の
いわしのとむらい
するだろう。
●どうして心に残ったのか
とても易しいことばで書いてあるけど、
するどい社会批判のようにも感じた。
最後の解説では、やさしい詩人の目…と書いてあったけど
私としては、一線を引いた、すこし冷めたような詩人の目にも感じた。
(それが悪いという意味ではなく)
●自分の詩作へのヒント
詩の前半はリズムが良く、後半になると静かさを感じる。
この違いが地上と水面を分かつようで良い。
こういう場面の使い分けは参考にしたい。
●ひとこと
とても易しい言葉で、短い詩だが味わい深い。
皆が何か一つのことに大騒ぎで喜んでいるとき、
少し冷めた目で別の角度から見るのがとても詩人らしくて良い。
夏祭りの後のゴミをみて、
悲しくなるような。