本と詩と,どうでもいいこと。

たいていどうでもいいことばっかりです。

おまめんの思考メモ

妊娠・出産にはお金がかかる(後編)

前編↓に続きまして,後編です。

omamen.hatenadiary.com

 

③出産準備

①・②は割と自分の中では想定外だったんだけど,③はだいたい想像ついてた。

赤ちゃんのものは短期間しか使えないのに,お金がかかる(-_-;)

 

中でも大物は,チャイルドシートと抱っこ紐,ベビーカー・バギー類,ベビー布団・ベビーベッドなどだと思います。

チャイルドシートは義務化されてるから買わないわけにいかないし,抱っこ紐も腰痛持ちはそこそこのものを買っておかないと。。。

この辺はいろいろとネットで調べたり,先輩たちにリサーチをして,買う・買わない・リースなどを検討しました。

 

赤ちゃん服は,見るのが楽しい~

しかも安いから買ってしまうw着れる期間めちゃくちゃ短いのに。。。

最低限のもので済ませられるよう,努力しております。。。

 

④自分の服

そういえばこれもお金掛かった。

マタニティウエアといふもの。6か月くらいまでは普通の服を着てたんだけど,7か月くらいからはさすがにお腹が大きくなって収まらなくなってきたので,マタニティ用のボトムスは買った。

トップスは普通の服を着ていますが,丈がそこそこ長くないとツンツルテン(w)に見えたりするので,ちょっと長めの服もいくつか買いました・・・ユニクロ&GUでw

 

今しか着ないのに~~~~(´;ω;`)って思うとほんともったいない・・・

まあ産後も,サイズが戻るまではしばらくは着るんだろうけど…

 

ただ,マタニティ用の下着(授乳対応)だけはかなり早めに買った。早めに買って着倒せばコスパいいからね!!つわりの時期から締め付けとか嫌になるしね!!

下着の標準的な寿命を考えれば,早めに買っといて損はないと思います。

 

マタニティボトムスもユニクロで買ったんだけど,秋~冬にかけてマタニティライフを過ごす私は,秋物を買ったので生地が薄くて,冬がマジで寒くて辛い・・・(´;ω;`)ウッ…

何度も裏起毛のマタニティボトムスを買おうかと思ったけど,あと1か月の我慢・・・とか思うと買えなくて,カイロを貼って生活しております。。。

 

授乳服はまだ買っておりませんが,冬に生まれるので寒いから,もし必要だったら買おうかな~ってところです。。。

好きな服も着れないし,今しか着ないから買いまくるわけにもいかないし,服はかなりフラストレーションでした。

 

⑤その他メンテナンス等

上の①~④は,だいたいほとんどの人にかかってくる費用だと思うのですが,あとは私はつわりやら腰痛やら背中の痛みやら色々あったので,初期から鍼灸院に通っていました。

のでそのお金も結構かかった\(^o^)/

妊娠しながら働き続けるためには,タフじゃない人間はさまざまなメンテナンスが必要なのであります。。。つら。。。

行かないで済ませることももちろんできたんだけど,どうしてもストレスも溜まるし,平背(背骨がまっすぐな体質)のため,行かないと背中爆発してしまう笑。

 

ちなみに鍼灸するとセロトニンが出るらしい・・・。だから鬱気分で行っても帰り際はルンルン♪だったりする。

今もめっちゃ行きたいんですが。。。自重してます( ;∀;)産後落ち着いたらまた行きたいよ~~。

 

あと,つわりの時期はお弁当作ったりとかほとんどできないので買い食いしたり,体調が悪くてご飯が作れなくて外食したり・・・

妊娠線(おなかが膨らみすぎて皮膚に亀裂が入るやつ)を予防するためのクリームとかノンカフェインの飲み物とか・・・色々とお金がかかりやした(^◇^)

あと8か月から胃の圧迫のせいか,急激に肌荒れしたので高級化粧水等も買ってしまった\(^o^)/

 

 

そしてこれから保育料だの何だのかんだの,永遠にお金が掛かり続ける・・・

働きながら子育てするには,延長保育とかも必要になる・・・

数年間は就労状態を維持するためにお金を払い続ける日々が続くようだ・・・

そもそも産休・育休中は貰える金額が減るし\(^o^)/

 

※一応,2018年6月の閣議決定で,2019年10月から幼児教育の無償化が決定したものの,0~2歳児は市民税免除世帯のみが対象。。。3~5歳児は全世帯。

●「人づくり革命 基本構想」(平成30年6月 経済産業省

https://www.kantei.go.jp/jp/content/000023186.pdf

 

後編③~⑤の支出はともかく,前編①・②の検診費用とか出産費用とかは,行政が関与できる部分なので,もう少し支援を手厚くしてもいいのになあと思ったり。

集計時期や世帯所得によっては高額医療費で一部戻ってくる可能性もあるけど・・・

 

一律に検診代や出産費用を全額補助すると,恐らく設備の整った良い病院に集中するといった問題もありそうだから,例えば

・検診補助券が切れても(週数オーバーすると,自己負担になる),後からお金を払い戻してもらえる

出産育児一時金の引き上げ(42万→50万とか)ただし,これは地域差が割と大きいので,地域的に差をつけてもいいからさ。。

とかね。小さいことだけど。

 

妊婦加算(すでに今年の1月1日から凍結済みw)とか言ってる場合じゃないよねw

この状態で個人のモチベーションだけで少子化止められるわけなくない???ってかなり思った。

もちろん今も「子どもが欲しい!」っていうモチベーションの高い人もたくさんいて,本当にすごいなあと思うんだけど,そのモチベーションに頼り続けた結果が出生率ほぼ右下がりの現状なわけで。。。

むしろ「子どもを産むとお得」ってくらいまでしないと回復しないんじゃないかなあ。

 

あと社会の理解も全然進んでないヤーン\(^o^)/って感じもした。

職場も,通勤も(名古屋はまだマシだけど,東京とか,あの混雑で妊婦さんどうやって通勤してるの???時差通勤???)。こんなシンドイ中で働き続けながら子ども産んで育てて・・・ってなんか,ハードモードすぎん?

「自分が生むことにしたんでしょ?自己責任でしょ?」って感じかしら。

 

妊娠・出産してないと当事者の辛さはわからない部分もあるかもしれないけど,そういう人に接する機会のある公務員の友達とか,学校で勉強してきた看護師の友達とかって,当事者になってなくても,「こういう症状があって辛いんだよね?」ってすごく気を遣ってくれて嬉しかった。

知っている・知らないだけでも大きな差があるので,今後,産休・育休を取る人が増えるであろうから,もっと社員研修などにも入れていってもよいのではなかろうか。育児・介護休業法での義務付けよろしく。って感じ。

特に未婚の若手の男性社員なんかのデリカシーのない発言(立場的に,しょうがないよねとも思う)にカチーンってきたこともあったのでw

 

私も当事者になってみて初めて色々なことを知って,衝撃であり勉強になりました・・・

今回は触れられなかったけど,周りに不妊治療している・していた人も結構いて,不妊治療への手当も手薄みたいだし・・・

むしろそういうモチベーションの高い人にもっと支援してあげてほしい…(´;ω;`)

 

私は仕事柄,社会保障について調べることが結構多くて,知れば知る程「この国で子どもを産んで子育てするのは相当ハードだぞ・・・産みたくない・・・」って思うようになった。(けど結局家庭の事情で子どもを持つことになったけど)

 

これから生まれてくる子どもが大人になったころ,産みたい人が希望をもって産める社会になっているといいな,と切に願う。