本と詩と,どうでもいいこと。

たいていどうでもいいことばっかりです。

おまめんの思考メモ

妊活についての記録(前編)

先日,「妊娠してました」と報告ブログを書きましたが,

自然妊娠(というのか?つまり「図らずして」妊娠すること)ではなく,

妊活によっての妊娠でありました。

 

●妊活に至るまで

「あんまり子どもが欲しくない私」と,「子どもが欲しい夫」。

ちょうど家が建ったところだったし,自分の時間を取られたくない私は,まだまだDINKS生活を楽しみたい気持ちでいっぱい。

そもそも子どもも好きではないし,子どもを持ちたい願望もこれまでもったことがありませんでした。

(でも,うっすら,「いつかは子どもを作らなきゃいけないんだろうな。。」という強迫観念に似た意識は持っておりました。また,「生まれたら可愛いと思うのかも」という一縷の望みも。)

私も男だったら自分の子どもが欲しいと思ったかもしれないけど,女性にとって妊娠・出産は見方によっては結構なリスクです。

妊娠・出産を「女性にしか味わえない稀有な経験」と考えられる人間だったらよいのだが。

 

夫婦で同じ会社に勤めているのですが,時短勤務や育休・産休は取れる会社だけど,それを取れるのは慣例で私のみ

何で生産性の高い人間の方が休んで育児に専念しんといかんのじゃ。

という思いもあった。(すまん夫よ。)

 

しかし,これまで年長の女性から「仕事は想定内のことばっかりだし,自分の替えはいくらでもきくけど,家庭のことは想定外のことばかりだし,替えはきかない」といった訓示などもあり,逆に家庭のことのほうが複雑で高度な問題であり,仕事だけしていればいいというのは非常に楽なことである,という発想の転換を図ったこともある。

(すると,尚更「仕事だけして楽をしていたい」という自家撞着に陥るのであった。。。)

 

グダグダ書いてしまったが,とにかく,半ば喧嘩しながら,夫と話し合いをして,妊活をする時期を決めたのであった。

ただし,現時点では不妊治療までして頑張るつもりはない,と。

(私の周囲には不妊治療をしている人が数人おり,その精神的・肉体的・金銭的負担については十分聞かされていた。―後述)

 

●妊活として行ったこと

いわゆる「タイミング法」である。

妊活開始の時期を決め,その半年以上前から基礎体温を測り,つけていた。

使用していたのはこれ。

今は便利なデータ転送機能(連携アプリにデータが転送できる)がついているものなどもあるが, アプリ立ち上げる方が面倒かもしれないと思い,転送機能のない安めのものに。

ただ,アラーム機能がついているので便利。このおかげで毎日続けることができ,妊娠した今でも使っている。

 

記録した基礎体温は(予想していた通りだが)ガタガタ

残業による疲労,ストレス,短い睡眠時間,食生活の乱れ,冷え性。。。。。

思い当たるふしがありすぎる。

そして,これらは「妊娠しにくい人の特徴」にそのまま当てはまる。

 

そういうわけで,私は妊娠できない自信に満ち溢れていた

 

ただ,以前別件で体調が悪く,産婦人科に行った際,基礎体温表を見せたら医師から「ガタガタだけど排卵はあるようね。」とは言われていた。

 

妊活の道は険しい。私のような人間は,きっと1年間妊活を行い,妊娠せず,疲弊して次の1年で何等かの治療に踏み出すのかもしれない。と,おおむね2年以上計画で考えていた。

また,前述の通り,私の周りには不妊治療をしている人が何人かおり,治療についてさまざまな刷りこみを受けていた。ちなみに私の母も不妊治療である。

夫にもさんざん伝えた。彼は出張が多く,家に帰宅しないことが多々ある。そもそも私たちは普通の夫婦よりもチャンスが少なく,さらに悪条件であると。妊娠は厳しい。覚悟せよ。と。

 

長くなったので後編に続く。