本と詩と,どうでもいいこと。

たいていどうでもいいことばっかりです。

おまめんの思考メモ

トレイルランニングのマナーについて

愛知県豊田市瀬戸市にまたがる山,猿投山を登ってきました。

父と夫と三人です。

www.tourismtoyota.jp

父は長い間登山を趣味にしていて,全国津々浦々(と言っても西に偏ってるw),様々な山を登っています。夫も割と登山好き。

猿投山はよく慣れた山で,今回初めての3人でした。

私はインドア派なので,滅多に登山しないんだけど(昔は何回か夫と登ったこともあったけど…)父が結構高齢なので,元気なうちに一緒に山に登りたい!と思って頑張って登ってきました。(笑)

 

トレイルランニングってなんだ?

山に登ると,「ランナーの皆様へ」みたいな立て看板が。

ランナー??山にランナーが居るの??と思ったら,今は全国的にトレイルランニングっていうのが流行ってるんですね。

全然知らなかった。。。wikipediaトレイルランニングの項を見ると,

トレイルランニング(英: Trail running)は、陸上競技の中長距離走の一種で、舗装路以外の山野を走るものをさす。トレランやトレイルランと略される。山岳レースとも呼ばれる。

 だそうで。山を走るスポーツなんだって。

父曰く「今はどこでもトレランがおるわ」とのこと。

 

確かに走ってる

登山していると,ちょいちょい走っている人が。。。

若い女性,若い男性,中年ぐらいの夫婦など…結構いるんですね。

山を走るなんて,小学校の時に校庭の山(山付きの小学校だったw)でかくれんぼした時くらいからしてないけどめちゃくちゃキツイスポーツではないか(´゚д゚`)

よくこんな登山道走れるな~くらいの気持ちで見てたんだけど。。

 

トレイルランニングとあわや接触事故

私たち3人が 父 → 私 → 夫 の順で登っていたら,

後ろからトレランの若者(男)が。

 

私と夫は早く気づいて,避けたんだけど,父が気づかない。

なぜなら耳が少し遠いからだ。

私も「お父さん,危ないよ!」と声を掛けるものの,私が父の手を引く前にトレランの若者がすごいスピードで前進してしまって,

 

父→ トレランの若者 → 私 → 夫

 

の順になってしまう。トレランの若者が邪魔で父に危険を知らせることができない。

トレランの若者がスピードを緩めないまま,「あの~」「横通っていいですか~」とか言うけど声が小さいんだ!!!

私の声掛けもあってようやく父が気づいて振り向くと同時に

トレランの若者は横を無理やりすり抜けようとして,転倒:(;゙゚'ω゚'):

 

あとちょっとのところで接触をまぬかれる!!!!( ;∀;)

若者は走り去る。

 

おまめん( ;∀;)「あぶねえ~~~~

 

接触して転倒したらどうするわけ?

猿投山は高齢者が多いわけですよ。猿投山に限らないと思うけど。

接触して転倒したらどうしてくれる?????

今日は三人だったからよかったけど,父は一人で登山するのも趣味で,もし接触して一人で転倒したら誰が下山まで付き添ってくれるのよ( ;∀;)

ごめんない,って言って逃げるのは許さねえぞ!背負って下山して,病院まで連絡しろよ??

 

トレランの人はトレランするくらいだから相当な体力があるわけで,転んでもさほどダメージは受けないと思うけど,高齢者や子どもだったら?

登山者は重い荷物を背負ってるわけですよ。その重みで転げ落ちる可能性もあるわけで。。。

 

後ろから追い抜きのトレランは本当に危険( ;∀;)

 

マナーの良い人ももちろんいる,というか多数

と,ここまでdisってしまいましたが,もちろんマナーの良い人も多く居ました。というか,危なかったのはその人だけで,他の人は特に害なし。

前方からすれ違う時は止まって挨拶してくれる人もいるし,すれ違う時だけはスピードを緩めてほぼ歩行で行ってくれる人もいるし,追い抜く場合も広い場所で声掛けして追い抜いていく人もいる。

皆がそういう意識でやっていれば特に危険はないと思う。

一部のマナーの悪い人がトレラン全体のイメージを悪くしているのはもったいないことだと思う。

 

マナーの悪い人は想像力がないんだろうか。自分がぶつかったときにどうなるか,自分の行為がどんな影響を及ぼすのか。

たぶん小さな山で死亡事故が起きたらトレラン禁止になると思う。

でもそんな犠牲者が一人も出てもほしくないし,禁止になるのはトレイルランナーにとっても不幸なことだ。

 

私,3月に海外で転びまして,捻挫をしてしまったんだけど,その捻挫が今も治ってないっていうねw

高齢者が足を捻挫したら,同じくらいかそれ以上かかる可能性もあって,登山を楽しみにしていた高齢者の楽しみを何か月も,下手したら永遠に奪う可能性もある。

マナーを守って,トレイルランニングしてほしいなあ。

トレランは新しいスポーツだから謙虚にしろ!と言う気は全くないんだけど,誰もが安全に登山・ランできるには,どうしたらよいか それを想像してもらえば,おのずと答えは見えてくると思うのだが。。。

 

きっと危なかった若者がスピードを緩めなかったのは,タイムを重視していたからなんだろうと思う。

気持ちはわかるよ。わかるけど,もし本格的にタイムを計りたかったら,例えばこんなGWじゃなくて,閑散期の平日の早朝とかにやれば済む話であって。。。土日しか登れないならタイムは諦めるか,もう少し登山者の少ない山にするとか。色々方法はあると思うよ。

 

とりあえず行政にも連絡

山の管理者である市はどうしているかというと,別に傍観しているわけではなく,一応随所にランナー向けの立て看板を立ててあった。

そこには,「登山者優先」とあったのだが,実に小さな字で,あまり目立たなく。。。

 

一応,こうした事態を受け,父を守るためにも,行政には連絡もしておきました。

メールなので返信はないと思うけど,ブログで吠えてても具体的な改善には結びつかないと思うんで・・・。

行政も努力していると思うし,マナーを守っている人もいるので,看板の改善策とかねw

 

ちゃんと皆がマナ―を守って,楽しく登山&トレランできるとよいなあ。

今日の登山はとても楽しかったけど,父の登山がとても心配になってしまった(´・ω・`)

これからも事故に遭いませんように。