私と手帳② ジブン手帳・ほぼ日手帳・トラベラーズノートの比較
以下,ジブン手帳・ほぼ日手帳・トラベラーズノートのレビューをいたします。
まずは各手帳の簡単なプロフィールから。
①ジブン手帳(KOKUYO)
言わずと知れた,大手広告代理店CMプランナーである佐久間英彰氏がプロデュースした手帳。3大巨頭の中では,おそらく一番後発のものだと思われる。
(トラベラーズノートが2006年,ほぼ日が2002年のはず。各公式HPより)
「一生使える手帳」をコンセプトに,LIFE,DIARY,IDEAの分冊型であることが大きな特徴。
LIFEには家系図・年表・地図など,様々なフォーマットが用意され,「枠にはめられたい」人にとってはたまらない構成となっている。詳細は公式をご覧あれ。
最初はKOKUYOではなく別のメーカーが生産しており,パターンも少なかったが今はminiやらbizやら多種多様な展開を見せている。
2017年から公式ガイドブックも発売され,今では多くのファンに愛用されている。
②ほぼ日手帳(ほぼ日刊イトイ新聞)
糸井重里が主宰する「ほぼ日刊イトイ新聞」から生まれた手帳。1日1ページ手帳の嚆矢ともいえる(たぶん。ここまで人気という点で)。
2002年から発売し,毎年改良してユーザーを増やしている。ユーザーの声を基に改良された手帳は,方眼サイズ,罫の濃さなど,細部にわたりこだわりが詰められている。
当初は文庫本サイズだけだったのが,A5版のカズンやウィークリーレフト手帳のweeks,5年手帳など,バリエーションもさまざま。
また,多方面とコラボした手帳カバーや,文具・雑貨も大きな魅力。
ロフトでは毎年手帳の売り上げ1位を誇っている(そりゃweeks以外の手帳はロフト以外で小売してないからな・・・・)
③トラベラーズノート(トラベラーズカンパニー)
「手に取って旅に出たくなるようなノート」を目指している。
これは手帳というより,「ノート」に主眼を置いている。
シンプルで素朴な風合いの革カバーに,自分好みのリフィルをセットして使用する。(そのリフィルの中に,マンスリー・ウィークリーレフト・バーチカルがあるという位置づけ)
リフィルには,画用紙やクラフト紙など,他の手帳にはないものがある。
カスタム性の高さ,そしてレザーカバーの魅力的な風合いがユーザーを惹きつけている。
●3種類の比較
感想はあくまで私個人のものです。
①ジブン手帳 | ②ほぼ日手帳(オリジナル) | ③トラベラーズノート | |
自分的おすすめポイント |
・時間管理がしやすい ・1週間を見渡すことができるので週単位の仕事が管理しやすい ・バーチカルの時間軸が24時間ある。睡眠時間や朝活の管理もしやすい ・フォーマットが色々あって記入が楽しい |
・とにかくカバーの種類が多くて楽しい。わくわくする ・自由度が高い(一応時間軸もあるけど,無視してもOK) ・書き込み欄が多い
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・とにかくデザインが良い…!おしゃれなので持っていて気分が上がる。 ・入手しやすい(リフィルなどは大きめの書店などで買える) ・カスタムがしやすい。 ・A4サイズの3分の1なので,A4の紙などが貼りやすい ・オリジナルのリフィルを作成することも可能 |
自分的少し残念ポイント |
・やっぱり,カバーデザインが少し物足りない ・書き込み欄が少ない(特にminiの場合) ・IDEAのリフィルが入手しにくい(名古屋の場合) ・自由度が低く感じる ・書く項目が多い |
・とにかく重量が気になる( ;∀;) ・色々貼っていくうちに,だんだん分厚くなって持ち運びが大変になる ・文庫本サイズなので,大きな紙は貼りにくい ・1週間を見渡すことができないので,スケジュール管理しにくい(※A5サイズのカズンならバーチカルもついてる) |
・結局リフィル色々入れたくなっちゃうから重い… ・紙質が他2つに比べると好みじゃなく,書きにくい。色味もクリームかかっているので,修正テープが目立つ ・メモとしてはいいんだけど,手帳としては少しサイズ感になじめず。 ・ウィークリー,バーチカルのリフィルは,分冊しかない(通年のものがない) |
紙質 |
おすすめ度★★★ ・トモエリバー(DIARY通常版) ・MIOペーパー(biz) bizのMIOペーパーが結構しっかりしていて,トモエリバーよりも好きかも…。 |
おすすめ度★★ 安定のトモエリバー(・∀・) weekだとアイボリーがかっていて,好みが別れるところ。 |
おすすめ度★ ・ミドリオリジナルの紙(DIARY) 公式サイトには,書き味にこだわった…って書いてあるけど,私はそんなに好きな紙質ではなかった(;・∀・) |
重量 |
軽さ★★ DIARYだけなら軽い。けど,メモをしたいならIDEAも欠かせない。 DIARY,IDEA,LIFEを全部入れるとminiでも案外重い。。。 でも,3種類の中では一番軽量化が可能。 |
軽さ★ 重い!!とにかくオリジナルは重い!!分冊版のavecならマシかもしれんけど,カバーのバリエーションが…(;´・ω・) 据え置きで使用するなら気にならないかもね。 weeks使用なら,重量は気にならない! |
軽さ★ DIARYのみを入れて使うなら軽い。けど,色々リフィルあるから入れたくなるんだよなー( ;∀;) 常時クラフトファイル,ジッパーケース,DIARY(マンスリー),メモ(軽量紙)を入れていたけど,案外ほぼ日と変わらない。 マンスリーとウィークリーを両方使おうとするとさらに1冊増えるわね。。。 |
デザイン・グッズ類 |
魅力★ 他の2つに比べるとかなりシンプル。逆に言えば,ビジネスでも使いやすい。 ただ…ビニールカバーは耐久性が少し低くて,年の真ん中頃にはビニールカバーが破れてくる( ;∀;) あと,最近はグッズも増えてきたけど,まだ入手しづらかったり,他2つに比べるとちょっと少なめ。
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魅力★★★ なんでほぼ日関連グッズってこんなに魅力的なの…( ;∀;) カバーも色々あるし,グッズも小技が効いていて楽しい。文具好きを刺激するようなグッズが多くて困っちゃう。 ちなみに,柄付きのカバー・オン・カバーは使って3か月で破れた(しかも2回w)のでおすすめできない。 |
魅力★★★ ほぼ日とはベクトルが違うけど,トラベラーズノートもグッズが豊富で魅力的(・∀・) リミテッドエディションのカバー色とか,もう持ってるのに欲しくなる…!高級感があって好き。 |
こんな場合に使うのがおススメ |
時間・自己管理が必要なとき やっぱりバーチカルの強みは時間管理。忙しい時や,何か目標に向かって行っていることがあるときなどに,効力を発揮する。 |
手帳に向き合う時間があるとき 1日1ページは魅力的でありながらマメじゃないと続かない…。 毎日決まった時間に開いて書く時間があったりすると続けやすい。 |
メモをたくさん取りたいとき リフィルの入手の容易さ,コストパフォーマンス(リフィル自体は高いんだけど,「軽量紙」というリフィルがページ数多くておススメ)から,書くことが多い時に便利。 |
上に書いたのはあくまで自分の場合であって,ほぼ日であっても時間管理できる人はできるし,ジブン手帳であっても,日記を書いている人だっています・・・!
ちなみに,ほぼ日weeksは,デザインが可愛い&軽い,っていう点で好きなんだけど,
・字が大きい私には,ちょっとマンスリーのサイズが小さい…かも…
・そもそもウィークリーレフトがうまく活用できない( ;∀;)
ってことで,うまく活用できてない感じです。。。もっと活用できるようになりたい…今,色々と実験中です。
なお,手帳を会社専用・家用で分けてみるとかもやってみたことがあります。今のところどっちがいいという結論は出てません(-_-;)
ここ1年ほどはずっと一元化してましたが,また分けはじめました。。。
来年,どの手帳にするか悩んでいるけど,産休をとって子育てしないといけないので,ほぼ日が濃厚かなあーと思っております。。。
前の記事で書いたとおり,ライフスタイルに合わせた手帳を選択するってのが大切かなーと。以前は,「自分に合った手帳を探そう!!」と思っていたけど。
あと常に使い方は見直して最善策を探っていこうかと。。。
これまで,バーチカルタイプ一辺倒だったけど,作業の記録も形骸化しているような気がしないでもなく。。。(書かない日とか適当に埋める日もあり。。。)案外バーチカルじゃなくてもいいような気もしてきた。
各社毎年創意工夫のある手帳が色々出ていて,気になるものも結構あったりね。
同じ1日1ページ手帳でも,EDiTはまだ使ってことないし。
EDiTは紙質と紙色があまり好みではないからなかなか使用に踏み切れないのだけれど,デザインはかなり可愛いものが色々あるよね。
あと普通に陰山手帳も気になります。こちらも大御所。
(リンクは2018年版)
こちらもかなり人気の手帳で,年々進化を遂げているみたいです。
ただビジュアルがかなりビジネスユース。ビジネスマンにはよいけど可愛い手帳を持ちたい気持ちには物足りない…!自分でカバーを工夫する必要あり。
あとちょっとやっぱり大きいかな(;・∀・)でも一度使ってみたい。
毎年新しい手帳が出るシーズンになるとハンズやロフトを徘徊する日々が始まります。
私の飽くなき手帳の旅は続く。。。